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防波堤ではクロダイをはじめ多くの種類の魚が釣れます

防波堤の釣りで人気のある魚といえば、夏から秋にかけて最もよく釣れるクロダイ(下写真参照)でしょう。また、同時期には小アジ、イワシ、コノシロなどが、擬似餌(サビキ)で盛んに釣れます。また、西日本だと、川尻に近い内湾でキビレ(キヂヌ)もヒットします。

このほか、メバル、ウミタナゴ、セイゴ、アイナメ(アブラメ)、メジナ(グレ)、スズキ、カマス、ボラ、アコウ(キジハタ)など、数え切れないほどの各種の魚が、季節が変わるとともに入れ替わり立ち代り竿先を賑わせてくれます。場所によっては荒磯でしか釣れないはずの成魚のイシダイやクエに遭遇することもあります。この辺も防波堤釣りの楽しみの一つです。

  

防波堤の釣り

漁港を中心に人工的に整備された地続きの防波堤や川尻の導流堤、砂浜海岸の砂止め堤、波を遮蔽するために港の入り口に設置された沖防波堤などで行う釣りをまとめて「防波堤釣り」といいます。家族連れでも手軽に楽しめることから春、秋は行楽、夏は涼しくなる夕方にかけて、各釣り場は賑わいを見せています。

防波堤の多くは、その周りを消波ブロックやテトラポッドで補強されています。それらが魚のエサの格好の棲家となっており、回遊魚や根魚が自然に集まってくる、すなわち釣りには絶好のスポットになっているのです。釣り場の条件としては、防波堤のまわりに適当な水深があり、潮の通りがよい、ということが重要です。防波堤釣りは季節とともに釣れる魚の種類がバラエティーに富んでいるという特徴があります。

また、近くに魚市場があり、作業場から排水が流れ出ているようなところでは外海から肉食の魚が入り込んでいたり、河口に近い港だと汽水(淡水と海水がまじりあった塩分の少ない水)を好む魚がやってきたりと、予期していない大物がヒットするのも魅力です。

  

鉄壁ディフェンスも崩壊?美濃崩し200が面白い!

将棋はサッカーと共通点がいくつかあり、羽生名人さんもスポーツ評論家の二宮清純さんとの対談でそのあたりを語っておられます。その中のひとつに、相手陣のディフェンスを崩さなければ勝てないという点があげられます。

美濃崩し200

振り飛車を相手するときに欠かせないのが、お手軽にして強度は抜群の美濃囲いをいかに崩すかということ。実戦に備えて、色んな問題集を解いて勉強しているのですが、先日遂に決定版ともいえる美濃崩し200問の問題を入手しました。

ヘボ初段の自分にとっては、問題の質・量とともに申し分のない出来で、持ち駒の数を背景にした力攻めだけではなく、いかに効率よく弱点を突くかが学べる内容になっています。グルッと一周読んでみただけで、早くもネット将棋で対局したい気持ちにさせられます。こういうときに限って、相手は美濃囲いを使わずに穴熊とかにしてくるんですよ、マーフィーの法則そのままに。

最近は職場のブサ可愛い女の子達が、「なんとか100」とか(フラコラっていうやつ?)、「なんちゃら2000」とかいう美容ドリンクの話をしていますが、俺たちには「MINO-KUZUSHI 200」があるぞ、と。

  

加來博洋アマが初戦を突破!第42期新人王戦

数年前まで奨励会三段リーグに在籍し、現在はアマ強豪として活躍している赤旗名人(政党の機関紙がスポンサーとなっているアマチュア棋戦)の加來博洋アマ。前期の新人王戦ではアマ参加枠でありながら、菊池三段、村山五段、永瀬四段、佐藤(天)四段を見事に下して決勝に進出。惜しくも1-2のスコアで売り出し中の若手・阿部(健)四段に負けてしまいましたが、アマトップとしての実力は十分に見せつけたと思います。

第42期の新人王は既に始まっており、加來アマは前期で準優勝ながらもシード無しの1回戦で登場。慶田三段を破り、今期も順調な滑り出しを見せましたが、次の相手は羽生・佐藤・森内・渡辺・深浦・三浦の豪華メンバーが揃った王将リーグを突破し、タイトル戦初挑戦を決めたばかりの豊島六段。よりによって、優勝候補の筆頭に2回戦で当たるとは…。

凡人の感覚では、トーナメント組み合わせの際のクジ運(?)を呪いたくなるところですが、アマトップのレベルになると、むしろ、将来の名人候補といわれる逸材と公式戦で対局できることを嬉しく思っているかもしれません。定跡を外れた力戦型の将棋を得意としている加來アマですので、自分のペースに引きずり込むことができたならチャンスがあるかもしれません。

  

感想戦がよかった渡辺竜王と島朗九段のNHK杯

12月19日のNHK杯将棋トーナメントは竜王位を防衛したばかりの渡辺竜王(収録はタイトル戦の真っ最中?)と島朗九段という居飛車本格派の好取組みとなりました。大方の予想通り、戦型はスラスラと相矢倉になりましたが、「これぞ矢倉!」というスピード感あふれる攻め合いとなりました。

終盤(上の図の局面)で渡辺九段が放った▲4四角が、次の一で作ったような手でした。△同金は3三の地点の駒の利きが一枚減りますので即詰みです。その後も桂馬の利きにタダで桂馬を捨てる手も登場し、後手玉をピッタリと詰ました渡辺竜王の勝ち。

内容もさることながら、感心したのは感想戦(対局終了後に、あそこが悪手だった、こうすれば良かったなどをお互いに話し合う反省会みたいなもの)の島九段の態度です。NHK杯の将棋はほとんど見てますが、なかには負けてガックリきてるのか、感想戦でほとんど喋らない棋士、投げやりな手つきで指す棋士、研究内容を明かしたくないのか、「ええ」とか「まぁ」とか適当に相槌を打つだけの棋士…など、その態度は様々です。

しかし、木村八段や森下九段、そして今回の島九段のように、例え敗戦であっても、視聴者のために気持ちよく、そしてわかりやすく感想戦を行ってくれるプロ棋士もいます。タイトルは保持していなくても、自分の中ではファンを大切に思っている彼らこそ本当の一流棋士です。解説を務めた屋敷九段のハキハキした語り口もよかったですね。

対局後に両対局者がお葬式に参列しているような感想戦もたまにありますが、ああいうのを繰り返していると、対局後の時間はカットということになり、NHK将棋トーナメントの時間枠そのものが短縮されないとも限りません。来週は一手に5時間超もの考慮時間を使ったこともある堀口(一)七段と怖いもの知らずの新鋭・糸谷五段の一戦です。

  

リーグ入りの顔ぶれが決まりだした第52期王位戦

C級1組(将棋界をご存知のない方に説明すると、プロ棋士のランキング制度で下から2番目のクラス)の新鋭・広瀬五段が、リーグ入り&トップ通過→挑戦者決定戦で羽生名人を撃破→7番勝負で深浦王位を4-2で下して、若干23歳で初タイトルを獲得したことに象徴されるように、王位戦は若手の登竜門として毎年フレッシュな新鋭が予選で活躍しています。

早くも第52期の予選は大詰めを迎えており、リーグ入りの顔ぶれが決まり始めました。全8組のうち第5組では、久保棋王・王将を破った若手筆頭株の豊島六段が、6組ではフリークラスの吉田四段がそれぞれ初めてとなるリーグ入りを果たしています。そのほかでは郷田九段と同じ臭いのする本格派・稲葉四段、序盤の研究家・村山五段、棋王戦でまさかの(?)大活躍を見せた窪田六段もリーグ入りまで後一番と今期も面白いメンバーが揃うような予感がします。

一方、先日の竜王戦で羽生名人を下し、前人未到の竜王位7連覇を果たした渡辺竜王は、3回戦で遠山四段に敗れています。また、森内九段や丸山九段ら名人経験者も予選で敗退しており、波乱含みのこの棋戦を象徴してるといえるでしょう。